2021年08月05日 07:00
音楽ストリーミング、続伸
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Shutterstock

ソニーグループが8月4日、2021年4〜6月期決算を発表。売上高は前年比15%増の2兆2,568億円、営業利益は同26%増の2,801億円と増収増益を果たした。

音楽事業の売上高は2,549億円(前年比44%増)に急増。音楽配信サービスからの収入が伸びたほか、劇場版『⻤滅の刃』パッケージメディアが貢献した。

ソニーの音楽事業には「映像メディア・プラットフォーム」としてアニメ事業が含まれる。2020年度には劇場版『鬼滅の刃』がが大ヒットし、年間営業利益の3割程度を占めた

ソニー音楽ストリーミング

『鬼滅』ブームは今後、さすがに減速が見込まれる。その一方、右肩上がりの拡大を続けるのが「音楽ストリーミング」だ。

ソニーの音楽制作(ストリーミング)売上高はこの一年で大きく伸長、前四半期に売上1,000億円の大台に乗った。今四半期も続伸し、前年比での増収率はさらに加速している。

足元ではEP&S(エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション)分野も大幅増収、5,763億円(同59%増)を売り上げた。前年に大きな打撃を受けたカメラ販売が復調しつつある。