2021年07月29日 07:05
大幅に成長鈍化へ
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Facebookが28日(現地時間)、2021年4〜6月期決算を発表

売上高は前年比56%増の286億ドル、営業利益は同じく107%増の124億ドル。前年からの反動もあり大幅増収となった。

DAUは19.1億人(前年比7%増)、MAUは29億人(7%増)とそれぞれ拡大。グループ全体を含んだDAPは27.6億人(12%増)、MAPは35.1億人(12%増)だった。

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Facebook単体でみると、北米とヨーロッパは前年からの反動もありユーザー数は横ばい、あるいは微減。アジアその他の地域が規模の拡大を牽引している。

ユーザーあたりの売上高は北米(53.01ドル、前年比45%増)が牽引し世界全体で10.12ドル(44%増)に。欧州やアジア圏を除いたその他(Rest of World)地域が3.05ドル(71%増)と急伸した。

CEOのマーク・ザッカーバーグはクリエイターとコミュニティ、コマース領域の取り組みに「ワクワクしている」とコメント。「メタバースを現実化させる」というVR/AR領域での野心にも触れた。

2021年は、プラットフォーム(主にiOS)や規制環境の変化による広告ターゲティング周りの逆風を引き続き想定。下半期の売上成長について「大幅に鈍化」する見通しを表明した。