2021年07月28日 07:31
営業利益、前年の3倍
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Googleを傘下にもつ米Alphabetが27日(現地時間)、2021年4〜6月期決算を発表した。

売上高は前年比62%増の619億ドル。営業利益は同じく203%増の194億ドルにふくらんだ。一年前、新型コロナ拡大とともにデジタル広告需要が一時縮小した反動が出ている。

Alphabet

主力の検索事業(Google Search & other)は前年比68%増の売上358億ドル。ネットワーク広告(Google Network Members' properties)も同じく60%増の76億ドルとなった。

全体を牽引するのがYouTube広告だ。売上は前年比84%増の70億ドルで、Googleの広告事業以外ではもっとも大きな売上をあげている。クラウド事業は同じく54%増の46億ドルだった。

CEOのサンダー・ピチャイは「AIとGoogleクラウドへの長期的な投資」を改めて強調。パンデミック前と比べてオンライン活動全体が一段階高まり、Google全体の業績を底上げしている。