2021年07月28日 07:31
3Qとして過去最高
Apple Newsroom

米Appleは27日(現地時間)、2021年4〜6月期決算を発表。売上高は前年比36%増の814億ドルを記録し、第3四半期として過去最高になった。

主力の「iPhone」売上は396億ドル(前年比50%増)。「Mac」は82億ドル(同16%増)、「iPad」は74億ドル(同12%増)とそれぞれ拡大。MacとiPadは、巣ごもりによって生まれた特需がひと段落している。

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右肩上がりの拡大を続けるのが「サービス」売上。前年比33%増の175億ドルへと加速し、やはり過去最高を記録した。

6月にはApple Podcastのサブスクリプション機能を全世界で開始。7月にはオリジナル映画35作品がエミー賞にノミネートされたことも発表した。

CEOのティム・クックは「新世代にコーディングを学ぶ機会を提供すること、2030年の環境目標の達成に向けて近づくこと、より公平な未来を気づくこと」などを優先的な取り組みとして挙げた。一方では210億ドルの営業キャッシュフローを稼ぎ、290億ドルもの株主還元を行ったとアピールする。