2021年07月20日 07:00
地域情報サイト「まいぷれ」
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フューチャーリンクネットワークが7月14日、東証マザーズへの新規上場を承認された。上場は8月24日を予定している。

2000年に設立され、地域情報サイト「まいぷれ」の運営を開始。2005年には運営パートナー事業を開始し、「まいぷれ出雲」を開設。2012年には地域共通ポイントサービス「まいぷれポイント」を始めた。

「まいぷれ」は、地域の店や施設、イベントなど地元の情報を集め、配信する。実際に取材した情報や、店やイベント主催者が自ら発信する情報を重視。地域の活性化につなげる。

フューチャーリンクネットワーク

主な収益源は、地域の中小事業者から月額課金で受け取る掲載料、プラットフォームへの参加利用料金。

全国各地域の運営パートナーからの加盟料・ロイヤリティ収益もある。今年7月1日時点で全国148社の運営パートナー企業と736市区町村の地域で「まいぷれ」を運営している。

自治体や国に対し、官民連携での解決策を提案する「公共ソリューション事業」も展開。全国33自治体の「ふるさと納税」業務支援を受託するほか、地域共通ポイント「まいぷれポイント」を全国8エリア、5自治体と運営。官民協働のポータルサイトも10の自治体と運営している。

株式の想定発行価格は2,230円、上場時の発行済株式総数は783,000株を予定。想定時価総額は17.5億円にのぼる。