「後払い」決済で上場へ
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米フィンテック企業Affirm Holdingsによる新規上場申請書類が公開された。 創業者マックス・レブチンはPayPalの創業メンバーの一人で、元CTOだ。
Affirmが提供するのは、個人向けの分割払いソリューション。既存のクレジットカードでは延滞金やペナルティが発生しがちで、消費者にとってフェアではないとしている。
- 四半期売上は1.7億ドル(前年比98%増)、営業損失は4,462万ドル
- 売上の大半を占めるのが「事業者ネットワーク(Merchant network)」による収入
- これはAPR(実質年利)0%を事業者が選んだ場合、事業者サイドから手数料を受け取るというもの
- 直近四半期ではGMV(流通総額)の46%を0% APRによる販売が占めた。それ以外の場合は、消費者サイドから金利収入が発生する。
後払いに伴って発生する手数料を事業者に負担させることで、強力な販促ツールとして訴求している。
この他にもテクノロジーを活用した与信モデルなど興味深いポイントが多い。Affirmについては、近日中に深掘り記事をアップしたい。