2021年07月15日 07:00
NFTプラットフォーム
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Shutterstock

UUUMは14日、2021年5月期本決算を発表。売上高は前年比9%増の245億円、営業利益は同じく18%減の8.2億円で着地した。

緊急事態宣言による影響が引き続きあったとするも、アドセンス(YouTubeからの収益)を中心に売上が拡大。タイアップ広告は前年比50%増の20億円近くにのぼった。

UUUM

3〜5月期の粗利益は19億円と、2019年5月期のピークを更新。同じく販管費も過去最高で、営業利益の増加に伴う「賞与引当金」が人件費を引き上げた。

「YouTuber」領域は変化が目まぐるしく、UUUMの役割も時代とともに変わってきた。パートナー企業との業務提携・M&Aを駆使し、多様で専門的なクリエイターサポートを進める。

ブランド/ライセンス商品は5億円を売り上げ、2022年5月期には18億円への拡大を見込む。UUUMにとって事業の根幹とも言えるトップクリエイターとのビジネスを深耕し、新たな拡大の可能性も模索する。

新たな取り組みとしてNFTプラットフォーム「HABET」を開始。HIKAKINやはじめしゃちょーといったクリエイター、コンテンツパートナーと連携するほか、最終的には一般個人もNFTを作って出品できる場所を目指す。