2021年07月15日 07:00
サッカー通販サイトを買収
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アパレルEC事業を展開する「ロコンド」が14日、2021年3〜5月期決算を発表

商品取扱高(GMV)は前年比26%増の50.5億円。外出機会減少によって主力の「靴」需要が軟調で、自社モールが28%増、ブランド向けEC支援「BOEM」も28%伸長した。

楽天やPayPayモールに出店する「他社モール」は前年からの反動もあり、49%もの拡大。なお、自社モールは『Fashion walker』の株式取得効果を除くと+9%だった。

ロコンド

ECモール事業のアクティブユーザー数は115万人(うち自社モール83万人)に拡大。平均注文単価は全体として下落基調で、自社モールが9,797円、他社モールで6,440円となった。

自社モールの返品率は一貫して改善が続いてきた。前回までは返品率の低いD2Cの影響が大きく18%まで低下したが、足元は22%。今後も20%前半水準の維持を目指すとする。

新たな打ち手として、サッカー通販サイトを運営する『フェアプレイ』を買収。2021年1月期の取扱高は10.5億円、営業利益は700万円だった。買収額は非開示である。