2021年07月05日 07:00
障がい者雇用のPFへ
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エスプールが7月2日、2021年11月期2Q決算を発表。半年間の売上高は116億円(前年比19%増)、営業利益は11.8億円(同20%増)だった。

緊急事態宣言の再発出にともなう影響を最小限におさえ、過去最高を更新。コールセンターを主軸とする人材アウトソーシングは82億円(前年比15%増)、障がい者雇用支援は19.9億円(同33%増)を売り上げた。

エスプール

業績予想は売上248億円(前年比18%増)、営業利益25億円(12%増)で据え置き。「いかなる環境下でも安定的な成長を果たす」と強気なコメントを添えた。

主力2事業に加え、コロナ禍から売上回復したサービスが利益を押し上げた。人材アウトソーシングでの稼働スタッフ数は月間5,841名で、前期比4%の拡大。

家電量販店などに人材派遣する「販売支援」は前期比16%減収。携帯販売への偏重を改善し、法人向けキッティング業務(PCのソフトウェアインストールなど)拡大を目指す。

障がい者雇用支援サービスは、緊急事態宣言で「長久手農園」の開設が遅れたが、3月の法定雇用率引き上げにより高い需要が続く。今後は農業以外の新サービス開発にも着手、障がい者雇用のリアルプラットフォームを目指す。