フィードフォースが6月30日、2021年5月期本決算を発表。売上高は前年比70%増の25.9億円、営業利益は8.9億円（同114%増）と拡大した。

広告代理業を営むプロフェッショナルサービス（PS）事業の売上高が19.8億円（前年比89％増）と急伸。SaaS事業は同じく26％増の6億円を売り上げた。

2020年初めに買収を発表した「アナグラム」が今期からフル寄与に。2021年3〜5月の3カ月間ではフィードフォース全体で7.3億円を売り上げ、前年比20%の増収となった。

SaaS事業ではデータフィード管理ツール「dfplus.io」が牽引。3〜5月の売上高は4,600万円（前年比37%増）に拡大した。ECの商品や人材の求人票、不動産の物件データなど幅広い利用ケースに対応し、継続率は98％と高い。

PS事業では、主にアナグラムにおいて人員増による案件増加を目指す。長期成長を見据える「DX事業」では、昨年末よりShopifyアプリの開発を本格化。今後も継続的なリリースを予定している。