2021年06月25日 07:00
今期だけで39社を買収
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コンサルティング事業で知られる米アクセンチュアが昨晩、2021年3〜5月期(3Q)決算を発表。売上高は前年比21%増の133億ドルと大幅加速。営業利益は同じく24%増の21億ドルだった。

産業別では医療・公的サービスが前年比21%増の25億ドルと牽引。地域別では北米が18%増の62億ドルで売上全体の半分近くを占めた。

アクセンチュア

アクセンチュアの事業は「コンサルティング」「アウトソーシング」に二分される。コンサルティングは73億ドル(前年比21%増)、アウトソーシングは60億ドル(同20%増)とともに加速した。

新規受注額も力強く、前年比39%増の154億ドル。通期ガイダンスを引き上げ、売上高は地元通貨で前年比10〜11%増を予想。フリーキャッシュフローは80〜85億ドルを見込む。

ジュリー・スウィートCEOは業績について「引き続きデジタルトランスフォーメーション需要が後押ししている」とコメント。M&A戦略も強化しており、今期だけで39の企業を買収。人員数は56.9万人(前年比11%増)に拡大した。