2021年06月24日 07:00
通期黒字化へ
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メルカリは23日、2021年6月期(通期)業績予想の修正を発表。売上高について1,060億円、営業利益45億円と新たな予想を示した。

売上高は4月30日に発表された前回予想のレンジ上限での着地を見込む。営業利益は予想上限としていた15億円を200%も上回る想定だ。

メルカリ

国内事業の好調さに加え、『メルペイ』における収益力の強化が着実に進捗。米国事業でもユニットエコノミクスの改善に注力していることも背景に挙げた。

個別業績は売上高750億円、営業利益150億円を見込む。効率性を勘案しながら成長投資を実施したことで、広告宣伝費などを想定以上に削減、利益が予想を上回ることになった。

メルペイ利用者数は4月に1,000万人を突破、「定額払い」手数料による収益化を進める。マイナンバーカードを利用した「JPKI」による本人確認を開始し、本人確認済みユーザーは800万人を突破。昨年9月に発生した不正出金事案以降、接続を停止した金融機関との接続再開を業界内で最も早く進める。