2021年06月23日 07:00
食料品デリバリーを巡る競争
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Shutterstock

米フードデリバリー大手「DoorDash」は6月21日、食品スーパー「アルバートソンズ」と提携したと発表

アルバートソンズはクローガーに次ぐ全米2位の食品スーパーチェーン。グループ累計店舗数は2277店で、このうち約2000店が扱う商品をDoorDash経由で注文できるようになった。

Albertsons

アルバートソンズが出品する商品は4万品目以上にのぼる。生鮮食品や加工食品のほか、日用品や花なども購入可能。注文から1時間以内で自宅まで届ける。

今回の提携にあわせ、アルバートソンズは配送代行サービス『DoorDash Drive』の利用を開始。自社ECサイトでも食料品の即日配送を受け付け始めた。

食料品デリバリーを強化する流れは業界で共通だ。

クローガーは英ネットスーパー「Ocado」と連携。4月にはEC向け商品を保管する自動倉庫が稼働を始め、従来よりスピーディーな配送が可能となった。

6月21日、米Uberは中南米の食料品デリバリー「Cornershop」の全株式を取得すると発表。ダラ・コスロシャヒCEOは「即日配送サービスの世界展開を進める」と力を込める。