NFTプラットフォームを展開予定
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漫画アプリの配信基盤を提供する「Link-U」が新たな打ち手を進めている。
14日に発表された3Q累計決算は、売上高が11.8億円(前年比26%増)、営業利益は2.3億円(同17%減)。通期予想は売上14.9億円、営業利益1.2億円で進捗は良好だが、海賊版サイトの影響が不透明であるとし、予算を据え置いた。
主軸とするのは「サーバープラットフォームサービス」。漫画アプリを運営したい出版社向けにインフラや分析基盤を提供、ストック型のリカーリング収益を受け取る。『マンガワン』『ゼブラック』『サンデーうぇぶり』などの裏側にいる企業だ。
新たな取り組み
6月3日にはコンテンツの翻訳・ローカライズを手がけるComikey Media社と資本業務提携を発表。新規事業『Comikey』を立ち上げ、出版社から預かった作品を海外向けに配信する。
2021年夏にはIEO(Initial Exchange Offering)も予定。子会社Hashpaletteによるエンタメ特化型ブロックチェーン「パレット」のユーティリティトークン「PLT」を販売する。
Hashpaletteとの連携では、パレットを利用してNFT販売プラットフォームを展開。コンテンツビジネスの新しい収益源確立やグローバル市場のファンへのアプローチ実現を目指す。