2021年06月15日 07:00
埼玉西武ライオンズにも導入
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セルソースが好調だ。昨日発表された決算で、2020年11月〜2021年4月の売上高が13.4億円(前年比52%増)。営業利益は4.2億円(同125%増)と拡大した。

手がけるのは、再生医療に関するプラットフォーム事業。「再生医療のセントラルキッチン」として医療機関と提携、脂肪由来幹細胞や血液由来の加工を受託する。

セルソース

提携先が増えるほど、事業も伸びるモデルだ。四半期末時点での提携医療機関数は767院となり、前年比で90%増えた。

上期の売上のうち、加工受託サービスによるものは8.1億円(全体の60%)。その他に大きく伸びているのが「医療機器販売」で、同期間に3.1億円(前年比49%増)を売り上げた。

興味深い取り組みが、北海道コンサドーレ札幌や埼玉西武ライオンズなど、プロスポーツチームとの連携だ。ライオンズ向けでは医療サポートの一つとして導入

業績好調を受け、業績予想の上方修正も発表。通期売上28.1億円(前年比51%増)、営業利益7.6億円(同82%増)を見込む。