店舗減でも売上増
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米国のゲーム販売チェーン「GameStop」が今朝方、2021年2〜4月期決算を発表。「ミーム株」の代表として年初から注目を集めてきた会社だ。
売上高は前年比25%増の12.8億ドルに伸長。営業損失は4,080万ドルと、前年同期と比べ縮小した。店舗数を前年比12%近く削減していながらの成果だ。

足元の株高を利用し、4月26日には350万株を発行、発行済株数は約7,190万株となった。市場から5.5億ドルを集め、バランスシートを強化しつつ事業モデルの変革に取り組む。
あわせて30日、2023年までを期限としていたシニア債2.2億ドル分の早期償還を完了。SECに普通株式最大500万株を発行するための目論見書を提出した。
株式市場では乱高下が続く。5月上旬から株価は2倍近く上昇、時価総額は214億ドルに。今回の決算発表で時間外株価は12.5%以上も下落している。