2021年05月28日 07:00
『タレントパレット』の会社
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プラスアルファ・コンサルティングが5月27日、東証マザーズへの新規上場を承認された。上場は6月30日を予定している。

2008年よりテキストマイニングSaaS『見える化エンジン』を開始。顧客フィードバックなど文字情報から顧客体験を推定、企業と顧客の認識のずれ(ギャップ)の把握を助ける。

『見える化』エンジンは累計1,674社が導入し、2020年9月期の売上高は16.3億円。セグメント利益は10億円と高収益だ。

プラスアルファ・コンサルティング

2011年には統合マーケティングプラットフォーム「カスタマーリングス」を開始。2020年9月期の売上は12.2億円、セグメント利益は4.3億円だ。

「健康食品・化粧品向けCRMの決定版」という触れ込みで、健康食品通販では上位50社のうち52%、化粧品通販では同じく44%が利用。累計導入数は600社以上にのぼる。

足元では2016年開始の「タレントパレット」が急成長。人事情報・社員を「見える化」するSaaSで、社員の顔写真を一覧化してドラッグ&ドロップでの人事異動シミュレーションも可能となる。売上高は18.8億円(144%増)、セグメント利益も5.6億円と急拡大した。

株式の想定発行価格は1,940円、上場時発行済株数は40,050,000株。想定時価総額は777億円となる。