世界有数のミルフィーユ
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Salesforceが今朝方、2021年2〜4月期決算を発表。売上高が前年比23%増の59.6億ドルと前の決算から加速した。
CEOのマーク・ベニオフは「第1四半期として史上最高だった」と自信を隠さない。通期での売上予想を2.5億ドル引き上げ、259〜260億ドルとすることを示した。
GAAP営業利益は前四半期から83%増の3.5億ドル(売上比5.9%)。Non-GAAPでの営業利益率は17.7%にのぼった。

サービスごとの売上高構成は上の通りだ。セールスクラウド、サービスクラウドがそれぞれ右肩上がりに売上を積み上げる。
プラットフォームその他(Platform & Other)は前年比28%増の17.5億ドルを売り上げたが、前四半期からは純減。前年にも同様の季節性が表れており、その時は買収した「Tableau」が四半期ベースで純減していた。
同部門における売上高のうち41%は過去に買収した「Tableau」「Mulesoft」のもの。前年同期の36%から5ポイント拡大した。Tableauはオンプレミス比率が高く、独立企業だった時から4Qの売上高が跳ね上がる傾向にあった。