2021年05月26日 07:00
アジャイル x ローコード
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「BlueMeme」が5月25日、東証マザーズへの新規上場を承認された。上場は6月29日を予定している。

2006年に設立され、2009年に松岡真功氏がインテック・アイティ・キャピタル(現SXキャピタル)から出向。翌年より代表取締役を務める。松岡氏は現auカブコム証券やSAPジャパン、現日本オラクルを経たキャリアを持つ。

BlueMeme

標榜するのは、アジャイル手法とローコード技術に特化した「ユニーク」な受託開発サービス。独自のプロジェクト管理手法として「AGILE-DX」というコンセプトも掲げる。

2012年にはポルトガルのOutSystems社との間で日本初となる販売代理店契約を結んだ。ドラッグ&ドロップを中心とした操作で、効率的なアプリ開発を実現するソリューションだ。

2020年4〜12月期において、売上高の1割近くを占める顧客が「前田建設工業」。日立建機やリクシル、大林道路といった企業も導入事例として挙げる。

株式の想定発行価格は2,510円。上場時の発行済み株数は3,199,946株で、想定時価総額は80億円となる。