クリエイターの人材派遣などを営む「コンフィデンス」が5月24日、東証マザーズへの新規上場を承認された。上場は6月28日を予定している。

設立は2014年。代表取締役の澤岻宣之氏はスタッフサービス（現リクルート傘下）の出身である。

ゲームおよびその周辺業界に特化し、開発やデザイン、運用・サポート、企画・運営などを行うことがクリエイター人材を抱える。ゲーム情報サイトとして「GAMEMO」も運営。

派遣契約に基づいて雇用する社員のクリエイターは620名（2021年3月時点）、取引実績は累計182社（同時点）にのぼる。社内および求職者のクリエイターに対し、ビジネススキルやゲーム開発に必要な知識・スキルを身につける研修も提供。

ゲーム開発・運営を請け負う「受託事業」も展開。中心となるのはゲームの品質を担保するデバッグ工程だ。

メディア事業として女性向けサイト『Lovely』を子会社で展開。主にアドネットワークを通じた収益化を行う。2021年4月からは占いサイト「Plush」も開始した。

株式の想定発行価格は1,720円、上場時発行済株数は4,560,000株。想定時価総額は78.4億円となる。