『Shopee』など急成長が続く
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東南アジアでゲームやEC、決済サービスを手掛けるSea Limitedが発表した7〜9月期決算は、最終損益が11.8億ドルの赤字だった。急成長は続く。
- 売上高は前年比99%増の12.1億ドル
- 営業損失は同じく63%増の3.1億ドル
- Eコマース売上が前年比3倍の1.5億ドル
- デジタルエンタメ売上も前年比73%増の5.7億ドル
3事業とも追い風
- デジタルエンタメ事業は四半期アクティブユーザが5.7億人(前年比78%増)
- 同じく課金ユーザは6,530万人(同124%増)に
- Eコマース取扱高は93億ドル(前年比103%増)に拡大
- 決済取扱額は21億ドル、1,780万人が利用
ゲーム、EC、決済と三つ巴で追い風を受けたのがSeaという会社だ。市場からの期待は上がり続け、時価総額は869億ドルを超える。
2020年の通期予想について上方修正も発表。デジタルエンタメ事業では取扱額(Bookings)を31億ドルに修正。前回予想の19〜20億ドルから59%もの大幅修正である。
Eコマース売上は年間23億ドルを見込む。こちらも前回予想の17〜18億ドルから31%の上方修正となる。