会員プログラム『Walmart+』を開始
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米国の大手小売チェーン、ウォルマートが昨晩発表した8〜10月決算は、最終損益が51.4億ドルの黒字だった。前年比56%もの増益である。
- 売上高は前年比5.3%増の1,347億ドル
- 営業利益は同じく23%増の57.8億ドル
- 客単価が前年比24%増と牽引し、既存店売上は6.4%増となった(米国)
- 既存店客数は14.2%減
Eコマースが売上増を牽引
- 米国のEコマース売上は前年比79%増と成長が続く
- 既存店売上の拡大へのEC貢献度は570bps(=5.7%分)
- 会員制スーパー『Sam's Club』も既存店売上11%増、Eコマース売上が41%増と好調
- 海外売上は前年比1.3%増の296億ドル
今年9月より会員プログラム『Walmart+』を開始。無制限の無料配送と、店舗でのスキャン&ゴー、特別割引などを提供
ウォルマートには4,700を超える店舗があるが、そのうち2,700店舗で同日配送を実現している。『Walmart+』は年額98ドル、もしくは月額12.95ドルで利用可能。無料トライアルは15日間となっている。