2021年05月12日 07:00
ショップ開設数、140万突破
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ECサイト開設支援のBASEが5月11日、2021年1〜3月期決算を発表した。

売上高は前年比99%増の22.4億円に拡大。巣ごもり需要がピークアウトし、伸び率は鈍化傾向にある。営業利益は1300万円で、前四半期(3.4億円の赤字)から黒字に転換した。

BASEのGMV構成

BASE事業の流通総額(GMV)は前年比2.1倍の257億円。ネットショップ開設数は140万店を突破した。 特需の反動で2QのGMVは前年割れとなる見通しだが、「3Q以降はプラス成長を見込む」 。

3月3日には「Amazon Pay」への対応を開始。普段使っているAmazonアカウントで決済できるので、カード入力の手間や不安がなく、ショップにとっては購入率の改善が期待できる。導入した20社でコンバージョンレートが約1.5倍改善したという報告もある。

1月にはInstagram広告、3月末にはGoogleショッピング広告との連携も開始。はじめてでも簡単に広告配信できるようにすることで、デジタル広告のハードルも下げる。