2021年05月11日 07:00
鬼滅からキン肉マンまで
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スマホゲーム事業を展開する「ワンダープラネット」が5月7日、東証マザーズへの新規上場を承認された。上場日は6月10日を予定している。

設立は2012年。2015年にリリースした『クラッシュフィーバー』がヒットし、翌年には中国語版、英語版も開始。

2018年にはLINEとの協業で『ジャンプチ ヒーローズ』を配信。「鬼滅の刃」から「キン肉マン」まで、週刊少年ジャンプの歴代人気キャラが一堂に会し、プレイできる。

ワンダープラネット

各タイトルには「配信元」「協業パートナー」が存在。自社配信の場合、課金収入からパートナーへの収益分配額を控除したものが売上として計上。他社配信ならパートナーから受け取った金額が売上となる。

名古屋スタジオで自社開発するタイトルをヒットの源泉としつつも、海外展開のためのグローバルスタジオも擁する。海外売上比率は35%(2020年8月期)と高い

クラッシュフィーバー、ジャンプチ ヒーローズの両タイトルは全世界でそれぞれ1,200万、1,100万ダウンロードを超えた。地元名古屋でエンジニアを採用しつつも世界でヒットさせている。

上場時の想定発行価格は2,410円、上場時発行済株式総数は2,149,412株。想定時価総額は51.8億円となる。