トレッドミルをリコール
Peloton
Pelotonが2021年1〜3月期決算を発表。タブレット付きのフィットネスバイクなどを販売する企業だ。
売上高は前年比141%増の12.6億ドル。営業損失は1,370万ドルで着地した。
主力サービスの有料会員数は208万人に拡大。前年比で135%もの拡大だ。廉価版のデジタル限定プランは同じく404%増の89.1万人となった。

この四半期における平均月間チャーン(解約率)は0.31%。前四半期の0.76%から大きく改善した。会員あたりの月間ワークアウト数は26回と、前年のピークをさらに上回った。
売上構成は依然としてフィットネスバイクやトレッドミルなどの製品販売が中心だ。定期課金収入は全体の19%に過ぎない。
3月にはオーストラリア進出に向けたプランを発表。自社サイトに加え、シドニーやメルボルンに三つの小売拠点を設けて顧客開拓を進める。
トレッドミル製品については、子供の死と70件もの事故を受けてリコールを発表。初期対応では「問題はない」としていたが、その点についても謝罪した。