米オンライン教育サービス「Chegg」が伸びている。売上高は前年比51％増の1.98億ドル。営業利益は同じく412％増の1,678万ドルだった。

Cheggが提供するのは、大学生向けの学習支援ツールだ。大学生の間ではブランド認知度（Aided Awareness）が87％にのぼり、「Amazonよりも高い」という。

サービス売上高は前年比62％増の1.62億ドル。教材販売は同じく15％増の3,603万ドルとなった。サービス売上高は「Chegg Study」「Chegg Writing」「Chegg Math Solver」といったオンラインサービスによる。

購読者数は前年比64%増の477万人。「Chegg Study」におけるコンテンツ閲覧数は3.56億件と、前四半期の4.76億件からは減少した。

利用する学生の61％は「STEM」領域。科学・技術・工学・数学といった理系の学問だ。21％がビジネス、19％がその他となっている。

足元の堅調さを受けて業績予想を引き上げ。通期売上高は7.9〜8.0億ドル、調整後EBITDAは2.75〜2.8億ドルを見込む。株価は時間外6.4％超のプラスとなった。