2021年04月30日 07:00
本家より先にAndroid版対応
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Twitterが4月29日、2021年1〜3月期決算を発表。売上高は前年比28%増の10.4億ドルだった。

3月にはブランド広告が堅調だったほか、MAP(Mobile App Promotion)の成長率が加速。営業利益率は5%で、営業利益は5,200万ドルで着地した。

マネタイズ可能なDAU(mDAU)は1.99億人に伸長。そのうち米国は3,800万人、海外が1.62億人だった。

Twitter

現在注力しているのは「トピックフォロー」機能。1〜3月期には700をこえるトピックを海外で公開し、英語圏ではフード、サイエンス、エンタメなどの領域を強化した。

現在は9言語で7,000ものトピックに対応。会員登録時にもフォローするトピックを選択できるようになり、新規ユーザーの33%が登録時にトピックをフォローするようになった。

クローン機能「Spaces」は本家Clubhouseに先んじてAndroid版を発表。買収した「Revue」によるニュースレター機能とあわせ、対話を促進する場所として注力する。

プラットフォームとしての健全さを高めるため、米国では「Birdwatch」機能のパイロット版を開始。誤解を招く情報が含まれていると思われるツイートに対し、ユーザーがメモを追加できる。

2Q売上は9.8〜10.8億ドルを予想。営業損失は1.7〜1.2億ドルを見込む。「売上が費用を上回って成長する」とアピールしたが、株価は時間外で9.5%の下落となっている。