2021年04月16日 07:00
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4月14日、識学が2021年4月期の本決算を発表した。

識学は、経営・幹部層に向けたマンツーマントレーニングの「マネジメントコンサルティング」の他に、管理職層向けのサポート「プラットフォームサービス」などを展開する。

  • 四半期売上高は前年比73%増の8.1億円
  • 営業利益は同じく59%増の1億円
  • マネジメントコンサルの売上高は4.7億円(前年比14%増)

識学

マネジメントコンサルの累計契約社数は2,187社(前年比44%増)に拡大。講師数は前年比1.7倍の54名に増員し、事業成長に寄与した。

識学は目指すべき経営指標として、2024年2月期までに売上高60億円、営業利益15億円を設定。達成に向けて、2つの中期成長戦略を掲げる。

1つは組織コンサルティング事業の確固たる地位確立だ。講師を年間20〜25名増やすことで100名体制にし、組織コンサルティング事業の拡大を目指す。

2つ目は、事業領域の拡大だ。スポーツ・エンタメ事業やVCファンド事業の強化しつつ、講師を役員として派遣し直接的な組織改善を行う「ハンズオン支援」事業などを実施していく予定だ。