Innovation Day
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事業会社などにスポットコンサルを提供する「ビザスク」は2021年2月期の本決算を発表。前年から成長が加速した。
ビザスクは、ビジネス知見を持った「アドバイザー」と、その知見を活用したい企業をマッチング。候補者の提示や日程調整にいたるまでをフルサポートする「ビザスクinterview」をメインに展開する。
- 営業収益は前年比1.6倍の16億円
- 営業利益は同じく2.9倍の2.1億円
- サービス取扱高は25.7億円(前年比1.6倍)
ビザスクinterviewの取扱高は前年比61.8%増の19.9億円に拡大。セルフマッチング型の「ビザスクlite」などの周辺プロダクト群の取扱高も71.5%増と急成長した。
成長を牽引したのは法人クライアント口座数だ。2月末時点で前年比52%増の735口座。 マーケティングの活発化により、事業法人やコンサル・金融法人、海外クライアントなど、幅広い顧客獲得が進んでいる。
顧客獲得の投資対効果が想定を上回るため、広告宣伝費を追加投入。通期広告費は前年比2.8倍の1.2億円にのぼる。2月には参加費無料の大規模オンラインカンファレンス「ビザスク Innovation Day 2021」を実施し、参加登録者は2,000名を突破した。
来期の営業収益は前年比35.9%増と、引き続き力強い成長を見込む。積極的投資を見込むため、営業利益は横ばい程度を想定する。