YouTuberのマネジメント事業などを展開する「UUUM」が2020年6月～2021年2月期決算を発表。

• 四半期売上高は前年比8%増の63.4億円で過去最高を更新
• 営業利益は同じく31%減の1.7億円
• YouTubeから受け取る「アドセンス」収益は36.8億円（前年比8%増）

メインのアドセンス売上が拡大しつつも、UUUMでは様々な事業を展開する。

3月にはEC構築や物流などを支援する「AnyMind Group」との業務提携を発表した。UUUMのノウハウとAnyMindのソフトウェア開発力を活用し、広告主に独自のマーケティングプランを提供予定。UUUMクリエイターのD2Cブランド立ち上げも予定する。

YouTube以外のプラットフォームにおける今四半期の売上は3.1億円で、半年で4.5倍に急拡大。所属クリエイターのHIKAKINは去年12月からゲーム配信プラットフォーム「Mildom」でフォートナイト等の実況を実施している。

クリエイターとの独自ブランドや大手企業とのライセンス商品の取り組みも増加した。今四半期の売上高は1.5億円にのぼり、今後のパイプラインも準備中。来期以降の業績牽引役として期待される。