2021年04月14日 07:00
名刺の次は、請求書。
Daywhqarwk57jwa1bvcdhw
Shutterstock

名刺管理サービスを手掛ける「Sansan」は2020年6月〜2021年2月期決算を発表した。

  • 今四半期の売上高は前年比24%増の39.7億円
  • 営業利益は4.9億円で4半期連続の黒字
  • 「Sansan」事業のストック売上は35.4億円(前年比22.9%増)

Sansan

去年4月にローンチしたクラウド請求書受領サービス「Bill One」が急成長を遂げている。契約件数は前四半期比で86.5%増。2022年5月期までに1,000契約以上を目指す。

Bill Oneは、Sansan事業で培ってきたアナログ情報のデジタル化ノウハウを活用。取引先から送られてくる紙の請求書を、契約企業の代わりにBill Oneが受け取る。受領後、Bill One側でデータ化を行うことで、クラウドで請求書を一元管理できる。

2021年2月後半より、テレビCMを開始。去年12月に事業部発足以降、人員採用も積極的に行っている。

従業員30名以下の法人では、初期費用・月額費用が無料で月100件までの請求書に対応できるプランも展開。まずは裾野を広げる戦略だ。