2021年04月08日 07:00
セカンドルネッサンス
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Shutterstock

4月6日、クリエイター向けのメンバーシップ・プラットフォームを展開する「Patreon(ペイトレオン)」の評価額が40億ドルに達したと発表。去年の9月から評価額が3倍以上に跳ね上がったことになる。

Patreonは2013年設立。現在は20万人以上のクリエイターと、それを支える約700万人のファンがプラットフォームを利用する。

ファンはお気に入りのクリエイターに毎月金銭的支援をし、代わりにオリジナルコンテンツへのアクセス権など様々な特典が得られる。総支援額は月額1億ドルを超える

Petreon

CEOのジャック・コンテ氏はクリエイターがファンと繋がる方法は以前から「変化する潮流」があったという。それをコロナが加速させた。

リアルイベントのキャンセルが相次ぐ中、多くのクリエイター達が活動場所をオンラインに移行。サービス開始8年目だったPatreonは、パイオニアとして既に広いネットワークを構築済みだった。

結果として2020年3月は最初の数週間で、3万人以上のクリエイターがPatreonに登録した。

Patreonはクリエイターに報酬を支払うだけではない。今後数十年にわたる「セカンドルネッサンス」を推進し、より多くのクリエイターが好きなことでビジネスができる世界をめざす。