Facebookが出資するインド企業
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インドのソーシャルコマースアプリ「Meesho」が新たに3億ドルを調達し、評価額が前年比3倍の21億ドルとなった。ラウンドはソフトバンク・ビジョンファンド2がリードし、既存投資家のフェイスブックも参加した。
設立は2015年。創業者でCEOのVidit Aatreyはインド工科大学出身。Googleのサンダー・ピチャイCEOも通っていた名門校だ。
Facebook系SNSとの連携
MeeshoはFacebookやWhatsApp、InstagramといったSNS上で気軽に商品の売買ができるプラットフォーム。サービスのコンセプトは 「投資ゼロで家からビジネスを始めよう」。
在庫や発注管理、配送を代行し、販売代金から手数料を徴収。サブスクリプション販売を可能にするソリューションもある。
1300万人を超える個人事業主が中古品の出品者として登録し、その大半が女性だ。 自社製品を販売する10万社超の事業者も抱える。サービスの展開エリアは5000都市以上にのぼる。
今回調達した資金は、開発やビジネスなど様々な領域における人材獲得に活用する。ソフトバンク・インベストメント・アドバイザーズのSumer Junejaパートナーは 「直近18ヶ月のMeeshoの業績をつぶさに追ったが、その成長度合いに感動した」 とコメントした。