法改正が追い風
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人材派遣事業の「エスプール」が2020年12月〜2021年2月期決算を発表。コールセンター業務や物流アウトソーシングといったBPO業務に加え、障がい者雇用支援サービスも展開する。
- 売上高は前年比15%増の54.1億円
- 営業利益は同じく0.1%増の3.9億円
- メインのコールセンター売上は31.9億円(前年比18%増)

障がい者雇用支援サービスでは「わーくはぴねす農園」を展開。人材育成・農地・設備をパッケージ化した農園という「職場」を企業に提供する。
同事業の売上高は前年比18%増の7.7億円に拡大。管理農園数は2月末時点で3,973区画し、過去最高ペースでの受注が続く。
背景にあるのは、3月に施行される法改正だ。一定規模以上の事業主が義務付けられている、障がい者人材の法定雇用率が2.2%から2.3%に引き上がる。
法改正の追い風を受け、2021年通期は売上高248億円(前年比18%増)、営業利益25億円(同12%増)を見込む。