2021年04月01日 07:00
アナグラム、急拡大
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Shutterstock

フィードフォースが2020年6月〜2021年2月期決算を発表した。運用型広告、データフィード運用、ソーシャルログインに関するサービスやSaaSを展開する。

  • 2020年12月〜2021年2月の売上高は前年比50%増の7.1億円
  • 営業利益は同じく51%増の2.8億円
  • 2021年5月期の売上予想は25.6億円(前年比67.8%増)

フィードフォース

成長を牽引したのは、ネット広告運用代行やマーケティング支援を行う「アナグラム」だ。1年前に買収して以来、大きく売上に寄与。売上高は前年比85%増の4.2億円に拡大した。

SaaS事業の売上高も26%増収。Google等のアカウントを使ってWebサイトやサービスにログインできる「ソーシャルPLUS」は新規顧客の獲得が堅調で、登録ユーザーID数は3,300万IDとなった。

2021年2月時点でソーシャルPLUSのARR(年間経常利益)は3.6億円。解約率は0.9%にとどまり、高い継続率を維持する。

フィードフォースは「DX支援」「EC支援・Shopify連携」を次の成長戦略として掲げる。2021年5月期は合計で5,000万円程度を先行投資。来期以降の成長を見据え、今後も機能追加や新サービスのローンチを計画している。