DtoCが店舗売上を超える
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カナダのスポーツウェア大手、ルルレモン・アスレティカが3月30日、2020年11月〜2021年1月期決算を発表した。
- 売上高は前年比23.8%増の17.3億ドル
- 営業利益は同じく9.9%増の4.6億ドル
- 2021年2〜4月期は、売上高で11〜11.3億ドル(前年比68.7〜73.3%増)を見込む
DtoC売上高は前年比94%増の9億ドルと全体をけん引。売上構成比は52%と前年から23.4%上昇した。カーブサイドピックアップや、入店できる順番がきたらスマートフォンに通知する「Virtual Waitlist」といった施策が寄与した。
直営店売上高は前年比27.8%減の6億円。コロナの感染再拡大を受け、一部店舗で臨時休業や客数制限を行なった。
中国でのマーケティング強化や出店増により、海外売上高は47%増。 北米売上(21%増)を上回る成長を見せた。
昨年6月に5億ドルで買収したオンラインフィットネスのミラーとの連携も進む。昨年11月からは、ミラーの手がける鏡とディスプレイの一体型デバイスをルルレモンの一部店舗で体験・購入可能となっている。