DoorDash、上場へ
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11月13日、アメリカのフードデリバリーサービス『DoorDash』の新規上場申請書類が公開され、COVID-19拡大下で受けた追い風も明らかになった。
- 四半期売上は8.79億ドル(前年比3.7倍)に急増
- 営業損失は0.35億ドルまで改善、2Q(4〜6月)には黒字も実現
- 取扱総額は72.5億ドル(前年比3.5倍)に急増
「郊外地域での強さ」をアピール
- DoorDashが強調するのは「ローカル事業者」の支援
- ベイエリア郊外にあるパロアルトで十分なデリバリーサービスが存在しなかったことが創業のきっかけ
- 都心部中心に展開してきた競合とは対照的に、郊外地域や小規模都市での成長を重視
- 都心部のデリバリー市場は成熟しつつあり、郊外地域の方が成長速度が速い点にも言及した
2020年、最も大きな追い風を受けた産業の一つがフードデリバリーだ。成長が期待されるだけに競争も熾烈だが、その中でDoorDashは米国で50%という圧倒的なシェアを確立した。
その鍵となったのが、創業の地パロアルトを含む「郊外地域」での発展だ。創業後、最も近い都市部であるサンフランシスコに進出する前に、1年半もの時間をかけた。
詳細については昨日の記事でご紹介しているので、ご参考にしていただけると嬉しい。