売上成長が加速
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PDFからPhotoshopなどを提供する「Adobe」が2021年1〜3月期決算を発表。売上成長が大きく加速した。
Adobeの事業部門は「デジタルメディア」と「デジタル体験」の大きく二つに分かれる。
- 売上高は前年比26%増の39.1億ドル
- 営業利益は同じく55%増の14.5億ドル
- デジタルメディア部門の売上高は28.6億ドル(前年比32%増)

主力のデジタルメディア部門のうち、『Illustrator』などお馴染みのAdobe製品を展開する「クリエイティブ部門」の売上高は23.8億ドル(前年比31%増)。
電子契約SaaSなどを展開する「ドキュメントクラウド部門」は4.8億ドル(同37%増)だった。 デジタルメディア部門のARR(年間経常収益)は107億ドルに拡大した。
フリーキャッシュフローは17.1億ドルで、売上高の44%にのぼる。CFOも収益の加速をアピールする。2021年通期の売上高は154.5億ドルに引き上げ、前期から約20%の増収を見込む。