2021年03月23日 07:00
コンテンツ拡充が寄与
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中国テンセントの音楽事業などを展開するTencent Musicが2020年10〜12月期決算を発表した。

  • 売上高は前年比14%増の83.4億元(≒1,394億円)
  • 営業利益は同じく8%増の13.0億元(≒217億円)
  • ソーシャルエンタメ等の売上は55.8億円(前年比8%増)

Tencent Music

音楽配信の売上高は前年比29%増の27.6億元に拡大。売上構成比率は徐々に上がってきている。

成長を牽引したのは課金ユーザー数だ。ソーシャルエンタメの課金数が減少傾向にある一方、音楽配信では40%増の5,600万人に拡大した。

Tencent Musicの彭迦信CEOは「様々な音楽ジャンルに投資し、長編(long-form)オーディオコンテンツを充実させることで、ユーザーエンゲージメントを向上させた」とアピール。

プラットフォームに参加するインディーズミュージシャンは前年から2倍に増えた。中でも、Temcent Musicが独占するインディーズミュージシャン数は13倍に拡大。2020年末までにアップロードされた曲は100万曲を超えた。