アクティブ購入者数、アリババ超え
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中国のEC大手Pinduoduo(拼多多)が3月17日、2020年10〜12月期決算を発表した。目覚ましい成長が続いている。
- 売上高は前年比2.5倍の265億元(≒4450億円)
- 営業損益は20億元(≒340億円)の赤字
- 2020年1〜12月期のGMVは前年比66%増の1.67兆元(≒28兆円)

12月末時点の年間アクティブ購入者数は前年比34.7%増の7億8840万人。アリババ(7億7900万人)を超え、創業から5年で購入者数では中国トップとなった。
アクティブ購入者1人あたりの年間支出額は前年比23%増の2115元(≒3万6000円)。コロナ禍で節約志向が強まるなか、割安さを武器にする同社サービスの利用頻度が高まった。
創業以来注力する農業分野の年間GMVは前年比2倍の2700億元(≒4.5兆円)。2020年8月に開始した翌日受取りサービス「Duo Duo Grocery」の効果もあり、利用者が増えている。
あわせて、創業者のコリン・ホアン氏が董事長を退任すると発表。現CEOのチェン・レイ氏が董事長を兼務する。