成長投資を最優先(営業利益率42.9%)
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越境ECプラットフォーム「BUYMA(バイマ)」を展開するエニグモが2021年1月通期決算を発表。日本有数の高収益Eコマース企業だ。
- 通期売上高は70.8億円(前年比16%増)
- 営業利益は30.3億円(同13%増)
- 総取扱高は629億円(同18%増)
- 来期予想は売上813.9〜884.6億円(前年比15〜25%増)
会員数は前年比18%増の858.5万人。うちアクティブ会員数は前年比14%増の131.4万人となった。

1Qに物流面でコロナ影響を受けたが、2Q以降は再び成長軌道に。代表の須田氏は「世界中に出品者がいて、あらゆるジャンルの商品を扱っているバイマだからこそ、うまく環境変化に対応できた」と自信を見せる。
海外事業も好調だ。
2019年10月、北米向けにフォーカスした新体制を発足。リブランディングなどを経て、取扱高は前年比316%増に急加速した。購入単価は日本の3.6倍と、北米の高額所得者層を中心に利用を拡大する。
中期目標では、2025年1月期までに営業利益50億円を目指す。国内外ともに成長余地は大きいとし、中でもインテリア(家具・雑貨等)を目標達成の柱とすべく、トップライン拡大に注力する。