地銀連携で中小企業を支援
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地方の金融機関と連携して中小企業の支援サービスを展開するココペリが東証マザーズへの新規上場を承認された。
- 上半期売上は3.9億円と急成長、経常利益は0.5億円
- 導入金融機関数は42(前年比3.5倍)
- 会員企業数は2.8万社(同5.3倍)
金融機関経由で中小企業向けサービスを提供
- 金融機関にSaaS形式の経営支援プラットフォーム『Big Advance』を提供
- 会員企業同士のマッチングや福利厚生サービス、ホームページ作成機能などを月額3,000円で利用できる
- 銀行、および社内で利用できるビジネスチャット機能も
- 顧客のほとんどは地銀や信用金庫
Big Advanceのエンドユーザーは中小企業だが、直接の顧客は金融機関となる。金融機関はサービス導入時の初期導入費用に加えて、毎月の運用・保守機能を支払うことになる。
サブスクリプション型の運用・保守費には金融機関からの月額利用料に加え、会員企業からの月額利用料のレベニューシェアが含まれる。
株式の想定発行価格は1,300円、上場時発行済株数は7,243,380株なので、想定時価総額は96.3億円ということになる。