10万台を目指して
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パーク24が2020年11月〜2021年1月期決算を発表した。売上高は前年比23.1%減の621億円、営業損失は28億円。コロナ禍を背景に、厳しい経営環境が続く。
パーク24は、モビリティ事業を向こう5年の成長ドライバーと掲げる。従来のカーシェアとレンタカーの垣根を取り除いた「タイムズカー」へのシフトを加速する。
去年の5月には、需要の急減に対応して1万台の減車を実施した。現在は4.5万台にまで減ったが、今期中5.8万台まで再び増やし、2024年10月期には10万台へと拡大する。モビリティ事業の会員数は1,000万人を目指す(現在は153万人)。
コロナ影響は2021年5〜7月期まで想定するが、今期計画の基本方針に変更はない。全社的にコスト抑制施策を実施するほか、モビリティ事業では車両の稼働率も引き上げ、売上・利益ともに大幅改善を目指す。