ケイデンス、独自AIモデル「Maestro」を投入 受注残は過去最高の82億ドルに

ケイデンス・デザイン・システムズ(Cadence Design Systems)は、米カリフォルニア州サンノゼに本社を置く半導体設計ソフトウェアの企業です。チップの設計や検証に使うEDA(電子設計自動化)ツールが主力で、米シノプシスと並ぶ業界最大手の一角です。

ケイデンスは設計用の知的財産(IP)や、設計を検証するエミュレーション装置、電子機器や機械の解析ソフトも展開。顧客は半導体メーカーにとどまらず、自社でチップを開発する大手IT企業などにも広がっています。

同社は10月26日、2026年7〜9月期の決算を発表。売上高は前年比22%増の16.33億ドルで、受注残は過去最高の82億ドルに達しました。2026年12月期の売上高見通しを引き上げ、21%の増収を見込みます。あわせて、半導体とシステムの設計に特化した独自のAIモデル群「Maestro」を発表しました。

全事業が二桁成長、通期見通しを上方修正

2026年7〜9月期の売上高は16.33億ドルで、前年比22%増。調整後の営業利益率は44.1%、調整後EPSは2.11ドルでした。主要な財務指標はすべて会社予想を上回りました。受注残は過去最高の82億ドルに達しました。

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