テキサス・ロードハウス(TXRH)は、米ケンタッキー州ルイビルに本社を置くレストラン企業です。1993年にインディアナ州クラークスビルで1号店を開いたもので、2026年6月末時点で米国49州、1つの米国領、海外10カ国に計832店を展開しています。主力のステーキハウス「テキサス・ロードハウス」に、スポーツバー業態の「バッバズ33」とファストカジュアル業態の「ジャガーズ」を加えた3ブランド体制です。832店のうち732店が直営店で、フランチャイズ店は100店にとどまります。
2026年4〜6月期の売上高は前年比11.1%増の16.8億ドルで、既存店売上高は6.2%増えました。このうち3%分は客数の増加によるもので、ジェリー・モーガンCEOは平均週販が創業33年で初めて17.5万ドルを超えたと強調しました。

牛肉を中心とする食材インフレ率は7%に達し、店舗利益率は前年から0.66ポイント低下して16.4%となりました。会社は通期の食材インフレ見通しを従来の6〜7%から約5%に引き下げ、2026年に直営店を約35店新設する計画を維持しています。ただし株価は外食株全体が売られるなかで夏の高値から約25%下落しており、8月下旬にはSNS上のデマ騒動も起きました。
同社の起点は、ルイビル出身のケント・テイラー創業者が1993年2月にクラークスビルで開いた1号店です。テイラー創業者は当初コロラド風のレストランを構想していましたが、カクテルナプキンに描いた構想をもとにテキサス風のロードハウスへと軸足を移しました。立ち上がりは順調ではなく、初期に出店した5店のうち3店が失敗に終わっています。1990年代後半から成長軌道に乗り、2004年10月にナスダックへ株式を上場しました。