シーズンパスの販売枚数は、スキー場の成長を測る看板指標でした。北米と豪州でスキーリゾートを運営するVail Resortsが2026年9月28日に発表した2026年7月期決算は、その前提をCEO自身が揺さぶる場になりました。ロッキー山脈で史上最悪となった雪不足で、滑りに来た人は3割減。翌シーズンのパス販売も落ち込んでいます。
それでも経営陣は「需要は減っていない」と言い切ります。パスが伸びた年に何が起きていたのか、雪が降らなかった冬に先払いはどう効いたのか、そして失った客をどこで取り戻すつもりなのか。決算説明会の応酬から読み解きます。
