中国の規制当局から科された約7.6億ドルの罰金を、オンライン旅行大手のTrip.com Groupは「完全に受け入れる」と言い切りました。それどころか処分を機に、ホテル向けの流通プログラムを自ら畳み、価格の裁量をホテル側へ返しています。2026年4〜6月期の決算説明会に、防戦一色の空気はありませんでした。
値上がりする航空券を横目に膨らむファーストクラスの予約と、旅行需要を連れてくるコンサートの切符。逆風と規制の裏側で、旅行消費の重心は静かに動いています。罰金の先で、この会社は何を頼りに伸びようとしているのでしょうか。