半導体大手IntelでCEOを務めたパット・ゲルシンガー氏の現在の肩書は、教会向けテック企業の会長兼技術責任者です。
Gloo(グルー)は教会や神学校、非営利団体といった「信仰と繁栄(フェイス・アンド・フラリッシング)」のエコシステムにテクノロジーを提供する企業で、9月9日に2026年5〜7月期決算を発表しました。売上高は4,660万ドルと前年同期比188%増(約2.9倍)に達し、通期ガイダンスも再び引き上げています。
四半期売上5,000万ドル弱と、規模だけ見ればまだ小さな会社です。それでも決算説明会が描いたのは、GDPの2倍のペースで拡大する「教会マネー」という米国経済の意外な一角と、その業務をAIで丸ごと請け負おうとする野心でした。