ブラジル発のデジタル銀行Nu Holdingsは、支店を持たないテクノロジー主導の銀行として2013年に創業しました。現在はブラジル、メキシコ、コロンビアの3カ国で事業を展開し、顧客数は1.39億人に達しています。
同社が発表した2026年4〜6月期決算は、総収益が前年比39%増の59億ドル、純利益が同49%増の11億ドルでした。四半期純利益が10億ドルを超えたのは創業以来初めて。デビッド・ベレスCEOは「13年前の仮説が想定通りに実現し続けている」と述べ、足元の動きについて決算で語っています。

Nuは約1年前、金融行動に特化した自社の基盤AIモデル「NuFormer」を発表しました。事業判断と顧客対応を横断するAIプラットフォームの構築に注力しています。自社GPU群を増強・更新し、計算基盤を自社で管理する体制も整備。「3カ国・1億人超の顧客の10年以上に及ぶ取引履歴」を強みに挙げています。