2016年10月にIPOしたクラウド会計ソフトのBlacklineの業績

IPO

BlacklineはLAに本社を置く、会計ソフトウエアの企業です。2016年に米国ナスダックに上場しました。Black linenの会計ソフトはオラクルやSAPのソフトウエアと連携しおり、クラウドベースで利用できるようです。Blacklineの顧客には、コーラ、アンダーアーマー、コストコなど大企業が沢山います。顧客は主に中堅〜大企業の層をターゲットにしています。企業の経理、会計の報告や書類作成などを効率よく管理できるSaaSです。

2001年に創業し2013年まで調達なしで運営していましたが、IPOの前にPEファンドのSilverLake(47%)やIconiq Capital (23%)などから投資を受けています。Iconiq CapitalはBusiness Insiderによると、ザッカーバーグ、サンドバーグ、ジャックドーシー、DropBoxのドリューヒューストン、Linkedinのリードホフマンなどの富豪から資金を集めて運用しているシークレットファミリーファンドのようです。

CEOによると今回の10月のIPOで約150億円を調達しましが、負債の返済と、人員増加にあてるようです。

業績:

Blacklineの業績を見てみると、2013年から2015年のRevenueは毎年増加していますが、営業利益と、純利益ままだマイナスです。

出所:Blackline prospectus

Blacklineのセグメントは主に2つあり、Subscription and SupportとProfessional servicesです。Subscription and Supportはソフトウエアの使用料で1年契約プラン、3年契約プランがあります。いずれもNonrefundableとしているので、契約の途中で解約しても料金は帰って来ません。Professional servicesの方は、そのソフトフェアの導入のサポートや、利用研修サポートなどです。

                                                                                           出所:Blackline prospectus


同社の競合にはオラクル、SAP、WorkDayなどが存在します。Blacklineはこの競争をコスト、プロダクトの使いやすや、顧客のニーズに素早く対応する事とあげています。今後どのように競合と戦って行くかに注目したいと思います。